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Project 4 (P4)

P4のロードマップ

はじめに

P4ではAdvanced Project(研究プロジェクト)を行います。研究プロジェクトとは、仮説(リサーチクエスチョンを立てます)を検証するために調査や実験を行い、結果を得る研究そのものです。文献や関連書物を読んで、自分が研究したい分野においてこれまでに分かっていることを知ることも大事です。研究の結果、新しい発見が期待されます(必ずしも仮説通りの結果がでるとは限りませんが)。「調査型」とは、あるトピックについて情報を収集し、知見や洞察を組み立て、その成果を発表するタイプのプロジェクトです(過去のJP1における調査型プロジェクトの例 1,卵の殻が持つ物質としての新たな可能性について。2.人間の小指がどんどん短くなっている現象は、生物学的には進化なのか退化なのか?など)実験で仮説を実証する場合は「実験型」(例:クロロゲン酸を含む植物(タンポポなど)からコーヒーに近い飲料を作れるか)、問題を解決する目的を持つ「問題解決型」、自分で立てた目標に基いてプロジェクトを行う「チャレンジプロジェクト型」などがあります。P4では個人もしくはグループでプロジェクトに取り組みます。多くの科学的研究では、グループ研究が多いからです。

Term Paperの構成と内容

P4で取り組んだ内容をTerm Paper(1人1500-2000w)にします。Term paperの基本的な構成は以下の通りです。

[調査型:基本形]
Title (表題)
  Subtitle (副題)
  Abstract(論文の要旨):150-300w
  Introduction(序論):150-200w 全体の10%
  Body(本論)通常2〜3パラグラフ:1200-1600w 全体の80%
     Chapter 1
     Chapter 2
         Chapter 3
      Conclusion(結論):150-200w 全体の10%
      References(参考文献)

[実験型]
       Introduction (序論)
       Methods(実験の方法や手順)
       Results(実験結果)
       Discussion(結果の考察)
       Conclusion(結論)
       References (参考文献)


Title(題名)とSubtitle(副題)

Term paperの題名はとても重要です。読者に興味をかき立てるように、ペーパーの内容を端的に表した題名にします。
追加的な情報があるときには、副題を付けます。

 (例)The Ultimate History of Video Games - From Pong to Pokemon and Beyond; The Story Behind the Craze That Touched Our Lives and
       Changed the World 

Abstract(論文の要旨)注:Abstractは最終提出課題の文字数にカウントされません!

このTerm paper(研究)の概要を書きます。読者はこの部分を読むだけで内容がわかると言われるだけに重要な箇所です。この研究の主題や目的とその重要性、導き出された結果について簡略に書きます。研究の目的や分野に応じて盛り込まれる内容は多少異なりますが、以下のような内容を書きます。

[調査型]
  • Background(背景)
  • Purpose(目的)
  • Summary of key results(最も重要な結果や発見)
  • Conclusion (研究の限界や示唆される可能性
[実験型]
  • Background(背景)
  • Purpose of this research(目的)
  • Method used(実験の方法や手順)
  • Results(結果)
  • Conclusion(研究の限界や示唆される可能性)

Introduction (序論)

Term paperの目的や、何を明らかにしようとしているのか「問題」を提示しtermpaper全体の構成を示す導入部です。これまでにされた研究(先行研究)を示し、本研究がそれらとどう違っているのか「切り口」を示す箇所でもあります。Term paperの全体の構成や流れもできれば示しましょう。
  • Background(この研究を取り上げた背景や経緯および先行研究)
  • Niche(問題の提示、これまでの研究が明らかにしてこなかったこと)
  • Purpose(研究の目的、重要性)
  • Outline of this paper(Term paperの構成ー必ずしも必要ではありませんが、読者にとって論文の流れが前もって示されるので読みやすいです)

 Introductionに使用される表現

重要性を示す表現
   ・〜is well-known
   ・〜have been investigated in recent years
   ・Much attention has been directed to...
   ・A great deal of research is currently in progress
  過去の研究を紹介する
   ・Recent studies have also focused on
   ・These studies have found that...
   ・There have been several studies on...
   ・Furthermore, recent reports have shown that...
  まだ分かっていないことを提示する
   ・However, (studies made by these researchers showed that..)
   ・They did not, however, clarified that...
   ・Until now, no research has focused on...
  研究の目的を示す
   ・In the present study (paper),
   ・This paper describes...
   ・We report the results of experiments we done...
   ・The purpose of this research is...

Main Body(本論)

2-3パラグラフ) :本論では議論を展開します。調査型では、重要な発見や結果を順序立てて述べ、実験型では実験の方法や手順 (Method used)、その結果をデータで示し(Results)、議論(Discussion)します。

[調査型]の各パラグラフ(パラグラフ内は同じ流れ)は以下のような構成です。
  • Main Idea(主張、自分の意見)
  • Supporting Ideas(主張を指示するデータや例示など)
  • Explanation of supporting ideas(2が示されることで1の主張にどう繋がるのかを説明します)
  • Transition(次のパラグラフへのつなぎや流れをしめします)
[実験型]
  • Chapter1: Method(方法:実験の方法と手順)
  • Chapter2: Results(結果:実験の結果を図やグラフを入れながら説明する)
  • Chapter3: Discussion(考察:得られた結果の解釈)
 *特に実験型では、Discussionで研究目的に対してどのような結果が得られたか、予想した結果だったかそうでなかったか(そうでなかったらどうしてなのか)を
 説明する大事な部分です。

Paragraphの構成
パラグラフ内の構成は、最も言いたいこと(Topic sentence=TS)をまず一番最初に書きます。その後で、TSを支える根拠などの情報を入れ(Supporting Sentences=SSs)、最後にパラグラフ全体をまとめ(Conclusion=CS)ます。文を並べるとTS-SS-SS-SS-CSになります。また本論の重要な情報はkeywordとなって論理的な流れを作ります。サンプルを参考に見てみると、本論の中で議論するultraviolet rayが何度も繰り返され、a black kite, hippoturmusが最初のパラグラフから最後のパラグラフまで流れを作っていることが分かります。

 Body paragraphsに使用される表現

 実験の方法など

  ・〜was used as 
  ・〜was prepared by
  ・〜was examined by
 結果を示す
  図や表を説明する (論文中の図表を引用するときは現在形です)
  ・Figure 1 shows〜 / As shown in Figure 1 
  ・As presented in Table 1
  ・The results are shown in Table 1. 
  ・From Figure 1, we can say that〜
  結果を説明する
  ・We found that〜, We identified that〜
  ・These data suggest that /These data seem to suggest that〜
  ・In this study, we demonstrated that
  ・The present study shows that
  ・The results of (this experiment/ this study)
  最終結論を述べる
  ・In summary, we demonstrate that
  ・In conclusion, the present work shows that


Conclusion(結論)

研究の目的と意義、本論で議論した内容など研究全体を簡潔にまとめます。本研究で示せなかった限界(Limitation)や将来の研究についても言及します。期待どおりの結果でなくてもなぜそうならなかったのか研究のlimitationを示すのはとても意味のあることです。また結論部分では、序論との論理的な整合性に注意しましょう。
  • Summary(議論の要約ーこのPaperの目的と本論で議論した内容を簡潔に書きます。調査や実験で何がわかったか、です。)
  • Importance of this paper(研究の成果ーこの研究で示せた成果について書きます
  • Limitation / Future research(研究の限界とこれからの課題の提示)

Conclusionに使用される表現

 今回の研究の成果を示す
  ・In this study, we demonstrated that〜
  ・This present study shows that increased A is associated with B...
  ・We present the first evidence that...
  ・In summary (In conclusion), the results of our study clearly demonstrated that....., in addition; ....
 今回の研究の限界を示す(将来の研究に期待)
  ・This study did not allow us to evaluate...
  ・Further studies to analyze.... are required.
  ・Whether A or B remains to be clarified. 
  ・Taken together, our findings revealed that...., however; ..... needs to be further clarified.

 



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生命科学部 PEP-RG,
2016/11/21 5:29
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生命科学部 PEP-RG,
2016/11/21 13:56
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Noriko Miki,
2016/10/20 21:38
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生命科学部 PEP-RG,
2016/10/24 20:17
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生命科学部 PEP-RG,
2016/10/24 20:18
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生命科学部 PEP-RG,
2016/09/28 6:50
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生命科学部 PEP-RG,
2016/10/31 20:39